2010年04月22日

引き込まれます!

和歌山の作家、『津本 陽』 さんの作品です。

『真紅のセラティア』 中央公論社。


セラティアとは細菌の一種で、和名は霊菌といいます。

セラティアの代謝産物に制ガン作用があるのでは・・・と考えた

主人公の南海大学・助教授、浅山和彦が、医学の門外漢であるにもかかわらず

研究に取り組み、周囲の協力を得ながら、素晴らしい成果を出していく物語です。

シチュエーションは地元・和歌山が題材となっており、和歌浦や片男波海岸、

和医大・日赤病院・菱川病院などの実名が出てくるので、より親近感があります。



何度か読み返したけど、いつも、つい引き込まれて一気に読んでしまう、

おもしろい小説です。



  


Posted by mori-papa at 22:00Comments(2)おもしろかった本