2010年03月16日

和歌山昔話その10

丸正百貨店の五階、覚えてますか?

子供達にとってまさしくあそこは夢空間でしたよね。

毎年、クリスマスが近づくと父親が連れてってくれました。

お気に入りが見つかり、いくら 『 買って~!』 とせがんでも

そのときは買ってもらえません。

「かしこにしてやんとサンタのオジサン、来てくれへんゾ」

いつもこの決めセリフに納得せざるを得ませんでした。

でも、25日の朝、目覚めると枕元にはクリスマスギフト用の

丸正の青い包装紙に包まれて、あの時せがんだオモチャが置かれてました。

今想えば、あれはプレゼントの事前リサーチだったんですね(笑)


その父親も三年前に他界・・・

・・・親孝行、したいときには親は無し・・・ですね(苦笑)
  


Posted by mori-papa at 22:50Comments(5)和歌山昔話